タイプも性格も違うのに、まるでパズルのピースがハマるようにどこか居心地がよくて、いつの間にか一緒にいるようになった幼馴染の京介とあたる。けれど次第に幼馴染に抱く感情は変わり、思春期真っ盛りの頃には京介の頭の中はあたるへの恋心と下心でいっぱいになるばかり。恋を自覚して想いは募る一方なのに、これまでと変わらない友人のままふたりは同じ大学に進学することに。「これからも変わらずに続くであろうふたりの日々」を楽しそうに話すあたるに、自分の気持ちも知らないで…、と憎らしくて、でも大好きで――。ぐちゃぐちゃな気持ちを抱えきれずあたるから少しずつ距離をとろうとするが――…。『インサイドフルブルーム』完結編、ケーゴとカナの’その後’ショートストーリーも同時収録!憎らしくて、大好き。噛みしめるほどに愛おしい、日々と恋心。感情表現下手なお人好し×ちょっと鈍感な猪突猛進型男子凸凹な幼馴染の、苦くて甘い拗らせ純情ストーリー。★単行本カバー下画像収録★【電子限定で描き下ろしの4ページ漫画が収録されています。】