黒騎士登場’17歳になったバット・デュランは、生まれた世界レインボーリアへ戻るため、古城の枯れ井戸より、光の海を渡り、生まれた故郷の「星船」を目指す。「星船」に辿り着いたバットは、案内人の岩ふくろうから、バットは「星船」の王女で、王位を継ぎ、そして「星船」の封印を解かなければならないことを告げられる。その頃、城では封印が解ける百年祭が催されていたが、「星船」略奪をもくろむ、暗黒海の帝王ブラスマン率いる海賊船の襲撃にあっていた。’チェックメイトシティ’「星船」で一番大きな町チェックメイトシティ。バットは星の主としての見聞を広めるため、単身チェックメイトシティへと向かう。途中、畑のカカシにバイクを壊されてしまったバットは、通りがかったギオの車に乗せてもらう。無事町に着き、ギオと別れるが気がつくと大事な腕輪がなくなっていた。ギオに腕輪をスラれたことを知ったバットは、ギオが出入りしている町はずれの酒場へ向かうのだが、そこは異次元世界へ通じるとんでもない酒場だった。’時のなる木’ある日、城の中でリンゴを配る老婆が現れた。老婆の配るそのリンゴを食べた者は、リンゴに示してある時間に支配されてしまう。兵士達は子供になり、ウルフは老人に、ブルは赤ん坊になってしまった。みんなを元に戻すには、時のなる木を切り倒さなければいけないらしい。リンゴを配る老婆に化けていた死んだはずの囚人ギロンを捕まえ、時のなる木を見つけだすため、地下牢へと乗り込むバット、ジェット、フーチェンの3人。しかし、リンゴを食べてしまっていたバットは次第に時をさかのぼり始める。’電話開通’レインボーリアでは電話をかけることによって、その人間がかけた番号の電話ボックスに移動できるという、電送電話がある。ビック電話会社の支部長から話を聞いたバットは、早速開通を依頼する。工事が終わり、電送電話を試すジェット。問題なく行き先に到着し、次はバットが電送電話を試すのだが事故が起こり、バットはそれぞれの性格の4人に分裂してしまった。’怒りの雲イワン七世’南の海で日光浴を楽しむバットは、突然マンダム帝国とエリーゼ王国の戦争に巻き込まれた。「星船」の上で繰り広げられる、マンダム帝国の帝王とエリーゼ王国の王女だけとなってしまった1対1の争いには、ある秘密が隠されていた。’権力のメガネ’ピラミッドへ財宝探索に乗り出したバット、ジェット、フーチェの三人。フーチェの作った探知機も当てにならず、財宝は見つからない。フーチェとバットはあきらめて歴史書のみを持ち帰ることにする。ジェットはピラミッドで見つけたメガネが気に入ったようだ。しかし城に戻って以来、ジェットの様子がおかしくなり始め……。’