まもなくキリスト生誕とともに始まった双魚宮の時代は終わり宝瓶宮の夜が明ける。そしてその宮が移行する時、必ず‘神々による浄化’や‘大いなる犠牲’がついてまわる。二千年前は救世主イエス・キリストの死――そして新たな二千年紀の救世主は女――‘救世母(マリア)’――…それこそが俺達の守るべきもの――…。新しい二千年紀に現れた救世母マリア・百希乃(ゆきの)。彼女を守り帝星宮復活の為に戦う東方三博士、小巻・春日・夕霧。百希乃を利用しようとする帝星十二使徒の一人アイルとの戦いに、今決着が!!大世紀末伝『帝星年紀マイトレーヤ』ここに完結!!※読み切り「月の花、夜の雫」併録。