愛する父がついには決別できなかった’邪悪な故郷’を去ったドリッズトを、アンデッド化された父が刺客となって追う!ダンジョンズ&ドラゴンズの冷酷な地下種族ダークエルフの無慈悲で美しい世界と生態、アンダーダークの恐怖と生物を見事にビジュアル化!原作である全12巻の小説『ダークエルフ物語』シリーズも電子で発売中!R.A.サルバトーレの『ダークエルフ物語』シリーズ第2巻の内容をオールカラーコミック化。 ダークエルフ(=ドロウ/ドラウ)であるドリッズトは、名誉と正義を求めるべく、彼の種族が暮らす歪んだ社会を捨ててしまった。しかし、彼の家族(ドゥアーデン家)は、そう簡単には彼を手放さなかった――故郷を去ってアンダーダーク(暗黒世界)の洞窟をゆくドリッズトと彼の新しい仲間ベルワーを、さらに大きな危険が待ち受けていた……。〈主要キャラ〉【ドリッズト・ドゥアーデン】ラヴェンダー色の瞳を持つ、善なる魂を持った珍しいダークエルフ。悪の種族である同族・家族(ドゥアーデン家)の中で生きる葛藤の果てに、前巻の最後でついには故郷メンゾベランザンを後にした。【グエンワイヴァー】オニキスの彫像から呼び出される魔法の雌ヒョウ。ドリッズトの親友だが、現世には数時間とどまれるのみで、普段は〈アストラル界〉という別次元界にいる。【ザクネイフィン・ドゥアーデン】ドリッズトの剣の師にして実父。メンゾベランザン随一の剣術を誇る〈剣匠〉だが、前巻で、ドリッズトを助けるべく生け贄となって、マリスに殺害された。【マリス・ドゥアーデン】ドリッズトの実母で、ドゥアーデン家を支配する慈母。強大な魔力を駆使し、ロルスの寵愛を取り戻すべくドリッズトの殺害をもくろむ、残忍で冷酷な野心家。