17番、難しい1メートルのパットを沈めバーディとし、首位三帝との差を一打としたゲン。一つ前の組のデーリー、一帝はそれぞれ8アンダー、7アンダーでホールアウトした。その頃、観客スタンドには、孫のゲンの雄姿を見るために紫垣総理夫婦が姿を現す。またゲンが日本人であるという噂が流れ始め、観客がざわめき始めた。最終18番、祖国日本での優勝を誓うゲンと、四帝の復讐と故郷の家族のために勝ちたい三帝のティショットは、ともにフェアウェイのど真ん中へ。三帝が変わらず優位のまま、運命の第2打を迎える。果たしてグリーンをとらえたのはゲンか、三帝か?グリーンではゲンが日本人だと知った観客の歓声が止まらない。ついに最終決着!