「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」など昭和を代表する作品を生み出した偉大な漫画原作者・梶原一騎の生み出したもうひとつの「巨人の星」ともいうべき傑作野球漫画。15巻と最終16巻をあわせた合本版第15巻「男の戦場の章」(3)パリーグ優勝を果たし、日本シリーズに挑む金田ロッテ。相手は、中日ドラゴンズ。新変化球‘二段ホップ’潰しをしてくる中日ナインに打つ手がない勝三四郎。果たして、日本一はどちらの球団に頭上に輝くのか?最終巻「男の戦場の章」(4)日本一に輝いた金田ロッテ。だが、金田正一は、その原動力となった勝三四郎を近鉄バッファローズへトレードで放出してしまう。翌年、復讐の鬼と化した三四郎は金田ロッテナインと対戦。三四郎のことを知り尽くしている金田正一は、選手に‘二段ホップ’対策を伝授し、三四郎は、滅多打ちにされてしまう。三四郎はここで終わってしまうのか? 最終巻。結末は必見!(初出:1975年 週刊少年キング)