「あたしはこんなにも周くんを愛してるのに…こんなにも周くんを必要としているのに…どうしてあの女は当たり前のように周くんの隣にいるの!?」「あたしは周くんに愛されたい!周くんに必要とされたいの!だから教えてよ!あたしはどうすればいいの!?」 身体はこんなに深く結ばれているのに、決して結ばれない心。誰からも「完璧」と言われるのに、乾ききった心。最終的に私が選んだ生き方は、誰もが顔をしかめるような生きる場所を、自分でつくり出す事だった。 「あたしは、思いやりや同情が欲しかったんじゃないの。愛じゃなければなにもいらない」