「ずっと、お前のことを探してた」●校時代地味で目立たなかった奈沖(なおき)をモデルの世界へ導いてくれたのは、当時カメラマン志望だった先輩の隆一だった。数年後、ふたりはカメラマンとモデルになるという夢を叶え、一緒に仕事ができる関係に。幸せを実感している中、奈沖には困った事がひとつあった。それは、隆一の目を直接見れなくなってしまったということ。好きになればなるほど隆一の存在が眩しくて、目を合わせようとしてもどうしても反らしてしまう奈沖。そのせいで隆一との関係も少しずつ変わり始めてしまって――…。好きだからこそ迷い、好きだからこそ間違えてしまう。モデルとカメラマンのじれったいラブストーリー。