【待望の合本版、登場!】ある日の飲み会で、片想いをしているハンサムで優しい先輩・久我山拓真(くがやまたくま)にルームメイトを探していると聞き、即座に手を挙げた村田優(むらたゆう)。嬉しさに浮かれる優だったが、拓真に案内されて部屋に入ると、同じくルームメイトとなる先輩の佐伯隼人(さえきはやと)と東堂諒太郎(とうどうりょうたろう)の愛し合っている姿が…!拓真は2人の関係を知っていたようで、場所を考えずに行為にふけっていた2人を叱りつつも驚いてはいない様子。「2人がゲイだって知ってて一緒に住んでたってこと!?」拓真がゲイに対して理解があることを知り、安心した優。けれど嫌われることが怖くて、自分がゲイだということは明かせないと思った矢先に、深夜酔っ払って帰宅した拓真がなぜか布団の中へと入ってきて――「んっ……せ、先輩……!?」わけが分からないまま拓真にキスされ、さらには手でモノをしごかれ達してしまう。茫然とする優の腕の中で眠ってしまった拓真がぽつりと呟いたのは、優の知らない人物の名前だった……。胸をえぐるような切ない同居生活(ルームシェア)が、いま始まる。