関西の武闘派・「羅生会」が関東に進出して来ることになり、流血を避けたい関東の勘咲組組長・勘咲は、羅生会組長の滝沢猛成と1対1の話し合いで解決を計ろうとするが、猛成はその意向を一蹴し、とっ組み合いになりかける。その際、勘咲の持つ杖が滝沢の喉に刺さるアクシデントが発生、また、持病を抱えた勘咲もその場で倒れ、後頭部を打ち意識不明に。刺された滝沢は数時間後に死亡した。 話し合いを危惧話し合いを危惧して会合の場へと足を運んだ勘咲組の次期組長・山川英治は、二人が倒れている状況に遭遇。彼は勘咲が滝沢を刺したと判断し、意識不明の組長を連れてその場を去り、組長の代理で出頭、滝沢殺しの罪で甲州刑務所に服役することになるのだった…… 山川を巡る「羅生会」の思惑と、刑務所での人間模様を熱く描く迫力の劇画!