【フルカラー139ページ】オレ、五十嵐聡真は一年前に異世界に勇者として召喚され、その世界を救った。しかし、異世界にいた間、元の世界では時間が経過していなかった。だからオレが異世界に行ったことなど誰も気づくことはなく、オレも誰にもそのことを話すことは無かった。しかし、幼い頃からオレを知っている新任教師の遊佐愛桂はどこかオレに不自然さを感じていたようだった。平和な日常が戻ったある日、オレが救った世界のプリンセス、レベニア=マリナが突然現れた。彼女が現れた理由は、オレにあることを知らせることだった。それは、二つの世界を行き来してしまったオレは、世界との絆が希薄になり、このままだと消滅してしまうということだ。その危機を脱する一番の方法は子供をつくり、その世界との絆を強くすることと言われたが、オレには恋人などいない。そんな時、愛桂姉はオレにこう言ってくれた。「お姉さんがそーちゃんにいろいろ教えてあげる」その日からオレと愛桂姉の子作りが始まった。