「僕にとっては君も金目当ての女と同じさ」両親を亡くして以来、弟とふたりきりの私は、生活費や弟の学費を工面するためバイトを掛け持ちしてた。けど、どこも不況でシフトは減らされるばかり。困った私の前に、ホテル経営で有名な九条グループの方が突然現れた。しかも私が九条家と遠縁で、そのため社長・悟さんの花嫁候補に選ばれたって…。会いに行ったら、すごいかっこいい!すぐに悟さんから渡されたのは、婚約の契約書。婚約期間は3ヶ月。その間、生活費も弟の学費もみてくれると言われ、私は契約書にサインをする。途端に悟さんが私を襲ってきた!サインした契約書に3ヶ月どんな行為にも同意するとあったみたいで。そんなに弄られたら私…。