為してきたこと全てを千夜に否定され、それでもなお『願い』を諦めきれない涼。<br />再び一歩を踏み出そうとする彼に追い縋り、従姉と同じ顔で『願い』を語る陽。<br />ここに束の間の運命の交差は終わり、物語は再び夕と千夜の二人を軸に回り始める。<br />原点回帰の第六巻。<br />