19世紀ロシア・ペテルブルクに、ある男が住んでいた。<br />男は過剰ともいえる自意識から「心の地下室」へ閉じこもり、社会と断絶した生活を送っていた。<br />あるとき男は、自身の過去の回想を記すことで、「人間の本質の非合理性」を明かしていくことを試みる。<br />ドストエフスキーが斬新な切り口で、人間心理にメスを入れた長編小説を漫画化!