祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり―。<br />平安時代末期。<br />平氏の棟梁・清盛の太政大臣任命を機に、武家から貴族へと勢いを強めはじめる平家。<br />しかし、清盛の台頭を面白く思わない後白河法皇をはじめ、朝廷の院政勢力による反平家の波が起こりはじめる…。<br />平安貴族と武士たちの栄華から滅亡までを描くことで、日本独自の風情をかもしだす。<br />すべては夢、幻のごとくなり―。<br />