【「好き」を止める術を俺はいらない。<br />】工芸家・家元の跡継ぎである六華は、世話役の水津への密かな恋心を抱いていた。<br />ある日、水津に見合いの話が舞い込んでくる。<br />いつかは自分の元から離れていくと覚悟していた六華だったが、この気持ちを止められなくて――…。<br />