【『身体だけは俺に下さい――』 その言葉だけは麻酔みたいだった。<br />】 昔の失恋で心に深い傷を負った医者の宮野は、以来、本気の恋を避けていた。<br />そんなある時、後輩の厳原から「身体だけ俺に下さい」と言われ、関係をもってしまう。<br />しかし、言葉とは裏腹に厳原は優しく接してきて…?