芸術大学で講師をしている高野は、生徒に襲われたところを助けられる。<br />救いの手を差しのべたのは、最年少で助教授の椅子を用意され、デザイナー業界で天才と呼ばれる緒方。<br />危うく難を逃れた高野だが、逆に緒方から「襲われたことを黙っている代わりに、俺に抱かれなさい」と脅される。<br />逆らえないままに夜を重ねる高野。<br />だが、言うがままに抱かれる‘都合のいい相手’という立場にだんだんと耐えられなくなり――。<br />