『私を酷く罰してほしい…──』人気のなくなった修道院の一室で、聖職者である千賀良広哉は、教え子の本山清史に服従を誓っていた。<br />それは、恋人と呼ぶにはあまりに危うく淫らな、禁断の主従関係だった。<br />はるかに年下の男に夜ごと身体を暴かれ、狂おしいほどの快楽に溺れていく──。<br />熱情の果てに見出すのは、真実の愛か、それとも…!? 狂気と官能が絡み合う、刺激的セクシャル・ラブ。<br />