会社帰りの公正は、自宅近くで行き倒れの青年を発見。<br />放っておけなくて家に連れ帰ると、その青年――杏里は、そのまま居ついてしまう。<br />名前以外は何も明かしてくれない杏里だが、ふたりの同居生活は順調だ。<br />一緒にいることが心地よく、次第にお互いを想い合うようになっていく。<br />しかし、偶然見た雑誌から、杏里が有名バンドのボーカルだと知ってしまい、公正はふたりの関係の終わりを予感して――！？
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