大切な人を亡くした過去を持つ日中 千弦(ひなか ちづる)。<br />あの日から千弦は、誰とも深く関わらないように過ごしていた。<br />ある日、誰も知らないはずの、千弦にとって大切な曲を口ずさむ男、宮代 馨(みやしろ かおる)に出会う。<br />何故、馨はこの曲を知っているのか?それを確かめるため、誘われるままに馨の家へ行く千弦。<br />はたして、馨はなぜあの曲を知っているのか?その謎が解ける時、千弦の心も解け始める……。<br />