アラビアの砂漠で少数民族の歴史を研究していた父が行方不明。<br />死亡とみなされる知らせが届いたが、娘のベサニーは信じなかった。<br />これまでにも危険をかいくぐり、生き残った父は死んでいない。<br />その信念を胸に旅立ったベサニーは空港で、はやぶさをつれた美しい男性と出会う。<br />何か強い力にひき寄せらせるようにふたりの視線がからみ合う。<br />彼はベイラルの首長ザッカー・ターナン・サディクだというが、尊大な態度な彼に、なぜか心惹かれてしまうべサニーだった…。<br />