クリスマスソングの練習を終えたダーシーが外に出ると、見知らぬ男性が木から落ちてきた。<br />けがをしている彼に駆け寄ったダーシーは、思わず胸がときめく。<br />こんなにセクシーな男の人に近づくなんて…。<br />けれど彼――リースは、ダーシーを少年だと勘違いしているようだ。<br />屈辱感と切なさをおぼえながらも、自宅での手当てを申し出た。<br />コートを脱ぎ、髪をほどいたダーシーの姿を見た瞬間、自分の間違いに気づいたリースの瞳に熱い情熱の炎がともって…。<br />