亡き父が遺したフロリダ沖の小島で暮らしているアシュリー。<br />ある週末、セバスチャンと名乗る謎めいた男性が島を観光で訪れた。<br />彼の荒々しい魅力に抗えず、アシュリーは深入りしないと心に誓い、熱い夜をともにする…。<br />彼が島を去ってすぐ、借金のかたとして巨大企業に島が買収されたと知らせが届く。<br />そしてその会社社長こそ、あのセバスチャンだった。<br /> せめて島だけは返してと懇願するアシュリーに彼は傲然と言った。<br />「1か月間、僕の愛人になるなら島を返してやろう」