亡命後、アメリカで外科医をしている王族のカルロスとその病院の弁護士ライラは、数年来のよき友人関係を一夜の情事で失った――情熱にまかせた夢のひとときは新しい命を生み出した。<br />しかし、カルロスにその事実を告げると「自分の子であるはずがない。<br />王族の称号目当て」と侮辱され、ライラは失意の中、ひとりで育てる決心をする。<br />――数日後、親子鑑定を受けたいといきなり現れたカルロス。<br />さらに、鑑定結果を待つ間、関係を修復するためのバカンスに誘われて…!?