比類なき頭脳でもってIT長者として成功したセヴは退屈をもてあますと、その気もないのに秘書にちょっかいをかける。<br />そんなボスの下で働きはじめてから3か月。<br />幼い頃に別れた父との絆を取り戻すことを期待してNYへ来たナオミだが、これ以上、魅力的な彼のそばにいては危険と感じていた。<br />退職届を提出するも、最後の仕事としてドバイへの出張に同行を強要されてしまう。<br />そしてその日から彼の猛烈な誘惑が始まった。<br />この想いは決して彼に気づかれてはならないのに…。<br />