疑惑の雲を晴らして
真冬の深夜、別居中の夫カイルが突然シャノンの家に現れた。
かつて激しく求めあって結婚したふたりだったが、若すぎたシャノンと、常に女性の影がまとわりつくカイルとの想いはすれ違い、離婚寸前の状況にあった。
今さらなんの用? 戸惑うシャノンに、熱いキスとともにカイルが告げる。
「君が欲しい。
僕たちはやり直すべきなんだ」一瞬心が揺らいだが、理由を聞いたとたん、シャノンは体が凍りついた。
彼は私を利用しようとしているだけ。
そこに愛はないのだ…。
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