繰り返す災い。<br />見えてきたのは、恐怖の因習と本家争いの執念の復讐だった! 京都・祗園の老舗お茶屋「夕月」の舞妓たち。<br />「死人縁結び」なる儀式を済ませた恵里花は新人の舞を披露する「赤子会」で驚くべき舞で喝采を浴びる。<br />腹いせのはずが面目のつぶれた月寿々。<br />代わって跡継ぎとなった恵里花。<br />そのお披露目を控え、店の女将はおぞましい家宝「赤子三味線」を恵里花に渡す! 明らかになる事件と復讐。<br />舞妓の艶姿が血に染まる!