赤い花 白い花(単話)
「ねたましい。
何もかも奪ってやりたい、この女から――!」狩安クレジットの社長を父に持つ光(ひかる)。
あくどい取り立てで有名な高利貸しを生業にする父を持ち、借金に苦しむ人たちを見て、恵まれない人に親切を重ねてきた。
ある日、夫の暴力に苦しむ呉内御影(くれないみかげ)を助ける。
家に御影を連れて帰った光。
父親のお金で何不自由なく暮らす光に複雑な感情を抱いた御影は、光の持っているものを奪うことを誓う! 女たちの愛憎を描いたピカレスクロマン!
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