500日を生きた天使
2回目の化学療法を終え、渓太郎の状態が安定したため、2泊の外泊の許可が下り、みゆきは渓太郎と共に2カ月ぶりに自宅に戻った。
家で家族がそろって食事をし、眠ることができる普通の暮らしをしみじみと味わい、みゆき夫婦は幸せをかみしめた。
病院に戻って、すぐに3度目の化学療法に入り、渓太郎のがんが小さくなっていたことで、みゆきはこの先の治療に希望を見出す。
しかし、その希望も束の間、残酷な告知がみゆきたちを待っていた──。
生後4ヶ月でがん告知を受け、1年の闘病の末に天国に旅立った長男を通じて、家族とは?幸福とは?を問いかける本当にあった感動のヒューマンドラマ完結編!!
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