実の母親から疎まれ、虐待されて育った少女・加菜。<br />殴る蹴るの暴行を受けながらも、健気に母親をかばっていたが、児童相談所の介入により施設へ預けられることに。<br />その後、里子としてもらわれていった先で、ようやく幸せをつかめるかと思われた矢先、加菜を捨てたはずの母親が引き取りたいと名乗りを上げる…。<br />ただ母の愛だけを求めた少女が、最後に手にしたものとは?