街で偶然再会を果たした紫と、その宿敵佳吾。<br />紫の胸に焼き印を押した張本人である佳吾を心底怨んでいた。<br />隠された紫の過去――、佳吾への復讐だけを胸に生きて来た紫は、遂に行動を起こす。<br />そんな中、確実に距離を縮めて行くそのみと番長。<br />まだ、英央を忘れきったわけではないそのみだったが、いつも自分を安心させてくれる番長に惹かれているのも確かだった――。<br />