お江戸忍法帖(単話)
畳谷七人衆、その黒幕の万華教を殲滅したおたすけ組に休息はない。
次なる敵は機械(からくり)人形を操る不知居(しらない)一族だ。
いわば巨大扇風機の大風君、鎌を飛ばす鎌切郎、一見するとタコ坊主の夢皆斎と次々現れる機械人形に対抗するため、おたすけ組の頭脳担当・金吾郎は巨大栓や炸裂弾射出機などの新兵器を開発。
しかしながらいまひとつ信頼性に欠けるため、おたすけ組の苦境は続く。
そうこうしているうちに第三勢力の血達磨党が、「換身図巻下ノ巻」を奪おうと抗争へ割り込んでくる。
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