ひとの証明。<br />それは姿なのか、魂なのか。<br /> 救いを求めるように二人に縋る兵士であった者たち。<br />詳らかになる先生の過去。<br />彼が過去に懊悩する中で、シーヴァの身に危険が迫る……。<br />どこまでいっても二人に安住の地は無いのか。<br />これは朝と夜――その深い断絶の宵に佇む、ふたりの御伽話……。<br />