「名前を言わないのはここにいられなくなりそうだから」ある夜、バーで出会った男娼と、どこか物憂げな男。<br />先にイったら代金をまけると言う男娼の言葉に乗り、一夜を過ごす二人。<br />激しいセックスとは裏腹に気分のいい朝を迎えた男娼は、男からの連絡を待つように…。<br />けれど男娼は自分の名前を聞かれてもはぐらかし続け――。<br />新鋭いかみりんの描く、もどかしくも可愛らしい、そしてエッチな一冊をお届け!