音楽なんて、もうやらない。<br />そう思っていた秋人の前に現われたハスキーボイスの少年・聡。<br />彼の声につき動かされるように秋人は再び、曲を書いていた。<br />線が細く人懐こい犬のような聡は、面倒見のいい秋人にどんどん懐いていく。<br />そんなある日、大量の荷物を両手に持った聡が現われ、秋人の家に泊めて欲しいと言い出し…。<br />