雪の降る二月。<br />美大生の榛名は傷だらけの青年・四季を拾う。<br />肩に入った大きな刺青を見つけワケアリだと悟るも、家におく事にした榛名は四季の絵を描き、体を重ねるうちに手離せなくなっていった。<br />どこから来たのか、怪我の理由も知らない――不安をまといながらも、穏やかな日々は続いていくように思えた。<br />しかし四季には‘ヤクザの愛人’という大きな秘密があって…。<br />