俺は一般企業に勤めながら、夜は「女装バー」で働いている。<br />客の視線を浴びる快感を求めて、気づけば今夜も店に向かっていた。<br />ただのおじさんが、女装しているなんて知られるわけにはいかない…。<br />そう思っていたはずなのに、異動してきたばかりの部下・本藤に女装姿を見られた俺は、高まる気持ちが抑えられなくて―。<br />