婚約話をきっかけに、結婚前に悔いのないようにと身分を隠して憧れの神様・次期公爵ミハエルの屋敷で働くことにした貧乏伯爵令嬢イリーナ。<br />肝心のその婚約者がミハエルなのだが、彼女は話を聞く前に出発してしまった! 結婚を申し込んだミハエルは婚約者が自分の屋敷で働いていることに大混乱――! あの手この手で彼女に「人間の男性」として意識してもらおうとするけれど…。<br />