僕はネクタイが外せない
未だに卒業できない恋をしている―――。
大学時代から後輩の洋介に片想いをしている日菜。
一足先に社会人になった今でも、洋介と接点をつくるべく、口実を探して洋介の部屋に転がり込んだり、酔ったふりで少しだけ触れてみたりと、未練の日々。
洋介も食事や風呂を用意して甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるし、このまま他愛ない日々が続けば、それだけで幸せだと思っていた。
だけどある日、自分の知らない相手と楽しそうに笑う洋介を目撃し、その上「俺、先輩が嫌いです」と告げられて…!?
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