「私との婚姻は、定められた運命なのですよ」 花小路家の呪い――それは直系の男子が「狐と結婚し、精を分け与えなければならない」ということ。<br />ある日、しがない小説家の俺の前に現れた青目という男。<br />そいつにはなんと耳と尻尾がついていた! 青目は「お狐様」で、しかも俺を花嫁にすると言う。<br />そんな呪い冗談じゃねえ!とキレたら突然押し倒され、自分の意思とは裏腹に、触れられた身体は快楽に溺れてしまって…!?