「…俺さ、好きなんだよね、吉野のこと」吉野にとって、真塩の最初の印象は完璧すぎて近づきがたい上司だった。<br />三泊四日の出張先での夜、酔った真塩に告白された吉野。<br />酔っ払いの戯れ言だと思っていたけれど、翌朝、真塩から改めて好きだと言われてしまう。<br />真塩を意識して動揺する吉野とは裏腹に、本人の態度はいつもと変わらなくて…。<br />【同時収録】「佐藤くんと佐藤さん」「明日のこと」