罪が築いた迷宮の出口は、名探偵が照らしだす!! フェリーで北海道への旅に出た光彦は、小樽の旧家・小山内家で起きた殺人事件に遭遇する。<br />殺された夫人の遺品の中から見つかった‘黒揚羽’は、何を意味しているのだろうか? そして滞る捜査をあざ笑うように、第二の変死体が…。<br />旧家に染み付いた怨恨の記憶に、光彦が迫る!!