「君の国を買ってやろう――」財政難の小国の姫君エリノアにそう持ちかけたのは、初恋の人で、天文学的資産を持つ実業家であるマクシミリアン。<br />援助と引き換えに恋人のようにエリノアを連れまわす彼を、不審に思いながらも恋心は再燃して…!?