水泳部に所属する玖波は、同じチームでエースの白瀬に羨望を感じていた。<br />スポーツ万能なうえ、成績も優秀――そんな彼にいつしか劣情を抱くようになり、思いを馳せては欲望を吐き出す日々…。<br />この気持ちを絶対に知られてはならない、そう思っていたが、ある夜、白瀬から「海に行こう」と誘われて――…。<br />※本作品は、雑誌「CIEL2015年9月号」に掲載されたものです。<br />