ある事情から一人ではまともに眠ることが出来ないナナの前に、三葉という青年が現れる。<br />最初は意地を張っていたナナだが、三葉の優しさに少しずつ心を開いていき、目覚めると隣に誰かがいることの喜びを知る。<br />なりふりかまわず三葉に縋るナナに三葉は呟く「そうまでして俺が欲しい?」と。<br />『ナナ』という名前から生まれたふたつの恋の物語。<br />