愛想尽かし
「……抱いてよ。
一度だけでいいんだ。
いい思い出にするから」ある雨の降る夜、椹木恭介は捨て猫と一緒にかつて自分が助けたことのある青年・春日柊也を拾った。
その日から、ふたりと一匹の同居生活が始まった。
他人を信じることができない柊也は、椹木とも寝ることで関係を築こうとするが、椹木は愛情や信頼のない‘アレ’を拒絶する。
ゆっくりと、少しずつだけれど、ふたりの関係に変化が表れ始めたある日、柊也が再び椹木の前から姿を消してしまい!?※このお話は『たかが恋だろ』のスピンオフです。
椹木&柊也のその後を描いた小説『花片雪』も大好評発売中!!
更新中です。しばらくお待ちください。