とあるオアシスのはずれで奴隷商人をしていた黒鷲の元で傭兵をつとめる、寡黙で隻眼の男・イングル。<br />黒鷲の父親を殺した呪い師のことを殺したいほど憎み、復讐を果たす機会を虎視眈々と狙っていた。<br />そんな折、呪い師の情報を聞きつけ、水売りたちの報復に参加することになったイングル。<br />しかし襲撃の過程で、彼を想うビャクという男が深く傷ついてしまう状況になり、復讐か救助かの選択を迫られ…