時は大正。<br />有名な小説家を父に持つ晃一郎は、帝大出のエリートサラリーマン。<br />父のような小説家になりたいと一時期はその道を志したが父の一言で挫折した過去を持つ。<br />久しぶりに実家に帰ると、父は住み込みの弟子をとっていた。<br />弟子の名は要。<br />和服を着こなすハーフの美青年だった。<br />父に認められた才能を目の前にして晃一郎は’ちょっかい’をかけてみることに…