俺はお前が好きで、お前はアイツが好きで。(単話)
俺はお前が好きだ。
でも、お前が見ているのは他の奴で――遊一朗と奏史は幼なじみで、一緒に下校するのが日課。
いつものように遊一朗の部活が終わるのを待っていた奏史は、珍しく練習を熱心に見ていた。
その日の帰り道、部活のエース、安里先輩が好きなことを遊一朗に伝える。
奏史のことを想っていた遊一朗はショックを受けるが、親友として見守っていこうと決める…しかし、日に日に距離を縮めていく奏史と先輩の関係に狂おしい嫉妬心が積もっていく。
そんななか、奏史がセックスの話なんてしてくるからたまらず…「俺が、お前の初めての相手してやるよ」。
一方通行の想いが交錯するそれぞれの恋の結末は?
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